生活の大部分を占める仕事でストレスを溜めることは辛いです。仕事内容や仕事量はもちろんのこと、作業場の空気や温度調整、施設、人間関係が完璧に整っている環境なんて大半の企業では無いですよね。しかし、ストレスが溜まる一方の環境で我慢を続けても心身に悪影響を及ぼしてしまいます。頭痛持ちの方にとっては地獄です。気温などの気候に関することや埃っぽさなどによる空気が汚いなどの環境に関しては色々対策が取れると思います。自分ひとりの職場ではないので周りと折り合いをつけて働きやすい環境を作りましょう。決して我慢せず、掃除を徹底的にしましょうなど発言を思い切ってしましょう。待ってても何も解決しないです。ここでは私の職場での経験を踏まえて、順に説明していきます。ピンポイントで参考になる例ではなくても、考え方は参考にしていただけたらと思います。
対人関係
よくあるストレスの原因になり得る対人関係。一人で仕事ができればいいですけどそうはいかないですよね。個人事業主の方も他人との関わりを持たざるを得ないのではないでしょうか。私も対人関係に苦労しましたが、解決した方法を説明します。
理不尽な上司
よく居そうな理不尽に怒ってくる上司。最近はパワハラなどが問題視されてきて減ってきているかもしれませんが、いるところにはいますよね。私の前の職場にもそういう上司がいまして、社内システム開発の業務だったのですが仕事を無茶振りしてきて不可能なことを可能にしろと怒ってることもしばしばありました。上司に限らず理不尽な人っていると思いますが、解決方法を探していきましょう。
解決策
上司ということもあり、なかなか進言することも難しいですし、最悪職場の空気が悪くなってしまう場合もあります。このケースでは私は上司にこう話しました。「上司さんもお忙しいですし、開発の提案などの仕事の話が来た時点で私に振ってください。要件定義などの経験を積んだり勉強しておきたいので。私が話をまとめた後、上司さんに精査していただけませんか?」こうすることで私は無駄に怒られることもなく、仕事の話もスムーズに持っていけるようにしました。ここで言いたいことは、反発するのではなく、相手を尊重しながら上手く無駄を省くように仕向けたり怒られる場面をなくすよう、場合によっては頼るなどして相手に良い気持ちにさせることも大切だということです。言い争いなどになってしまうと余計なストレスを抱えてしまいます。話し合いの余地がないときは部署異動などを申請したり上司の上司に相談したりなど、こちらが引くことも考えておきましょう。これは逃げではなくただの回避です。争うより回避する方が格段に楽です。
仕事を押し付けてくる先輩
面倒な仕事を随時押し付けてくる先輩や同僚はいませんか?こちらも仕事に追われているのにお構いなしに仕事を振ってきて自分の仕事ができずにストレスを抱えてしまうなんてことは無くしたいものです。
解決策
仕事を押し付けられても「嫌です」と拒否できるのが一番いいですが、そんなこと言える人はそもそも悩まないのではと思います。私はこの場合、毎朝、前日の業務内容と当日の業務予定を報告するミーティングを行ってくださいと上司に進言しました。こうすることで予定が組みやすく業務もはかどると思いますし、周りが何をしているのかも把握しているとトラブルなどがあった場合動きやすいですなどと、テキトーに理由を添えていれば大丈夫だと思います。ストレスの原因に対して周りから埋めていくのも解決に繋がるでしょう。
苦手な人がいる
人間性格は様々ですので、気の合う人たちばかりの中で働ける方は余程運の良い方でしょう。気の合わない、苦手な人が同じ職場にいた場合は気にしなければ良いだけですが、なかなか簡単にはいかないものですよね。ではどのようにすれば良いか考えてみましょう。
解決策
まず、なぜその人が苦手なのか分析してみましょう。その人のどういった言動が苦手だったり考え方が合わなかったりなど、苦手なのには何か理由があるはずです。それを踏まえてその人の視点に立ってみてください。なぜその人がそのような言動をするのか、考え方があるのか、相手の気持ちになって考えてみるのです。そうすることで相手への理解ができてきて苦手意識も薄まってきます。そして、相手を承認しつつ少しずつでもいいのでコミュニケーションを取ってみましょう。挨拶したり何かしてもらえばお礼を言ったり、相手が何かを成し遂げた場合には褒めてみたりするのです。他人の気持ちや性格は変えることが難しいけれど、自分を変えることは出来ると思います。自分の考え方を変えてみれば、ストレスへの耐性も出来てきて、悩むことはなくなるでしょう。
最もストレスの原因なりやすい一つの対人関係。私は会社で働く上で一番大事なことは一緒に働く人と良好な関係を築くことだと思っています。周りがいい人たちならば多少きつい仕事でもこなせます。そしてそんな関係を築くためには、自分で仕事の工程や作業方法などを工夫してみて周りの方たちとの接し方を変えてみたり、自分の考えや気持ちを一度改めてみることも大切だと思います。共通して言えることは自分から何かアクションを取らないと何も変わらないことです。今の環境を変えるために勇気を出して一歩踏み出してみましょう。職場の方とコミュニケーションをできるだけたくさんとってみてください。
仕事内容や量
仕事が忙しい為に朝早く出社したり毎晩遅くまで働いている方、その上休日出勤までやっている方も大勢いるでしょう。そうすると疲れをとる暇もなくふらふらになりながら仕事をするハメになって休日は寝てたら終わった、なんてことにはならないようタスク管理はしっかりしましょう。当たり前ですが業種によって仕事内容や量は様々ですが、人手が足りないなら足りないと会社に申し出したり、納期までのスケジュールをしっかり計画してみたり、会社や周りの方と協力して体への負担を極力減らすよう心掛けましょう。日々の疲れやストレスが頭痛を引き起こしてしまいます。心身へのストレスを減らすために周囲の人とのコミュニケーションをとっておくことも大事ですよ。いわゆるブラック企業で社員を酷使するだけの会社ならば転職も視野に入れてみましょう。会社は今勤務している会社だけではないですよ。現在のあなたの頑張りを認めてくれて、受け入れてくれる会社はあるはずです。忙しすぎて就活する暇がない・・・という方はとりあえず求人サイトや人材紹介会社にプロフィールなどを登録しておきましょう。最近はスカウト機能やオファー機能といった、あなたの経歴に応じて求人情報をおくってくださるシステムもあります。これに登録しておけばあなたを欲しがっている企業から求人が届き、あなたが気に入れば応募できますので、是非活用してみてください。仕事は辛いことが多いものですが、過度な疲労やストレスをいつまでも我慢してると健康そのものを損なってしまいます。ですので、できる限りストレスを減らしていきましょう。
空気環境
仕事を行う場所の空気環境が悪いと常に身体的にも精神的にもストレスを感じてしまうので頭痛を予防するには空気環境にも気を付けないといけません。室内ですと空調管理をしっかり行い、暑いからといってクーラーをガンガンにかけたり、逆に寒いからといって暖房で暖めすぎたりしないようにしましょう。あと、空気がこもってしまうのでたまには窓を開けリフレッシュしましょう。
屋外で働く人は着るものでしっかり体温調整を行ったり、空気が汚れている環境ですとマスクをして一時間に一度は作業場から離れて深呼吸したりなど一息つきましょう。
体調管理も仕事のうちということで、そのためにも働いてる時も空気環境の管理もしっかり行って頭痛予防に努めましょう。