頭痛持ちにはデスクワークにおいて気を付けなければならないことがたくさんあります。そのことを忘れて無意識に頭痛を誘発してしまうと、仕事に集中できなかったり時には病欠して遅れが生じたりして悩みが耐えない生活になってしまいます。
ここではデスクワークの方が気を付けなければならないことを紹介していきますので、普段から実践して頭痛を予防しましょう。
パソコン業務
デスクワークに必ずと言っていいほどあるのがパソコン業務ですよね。現代のデスクワークでパソコンを使わない人はほぼいないのではないでしょうか。そんなパソコンは気を付けていても疲れが溜まりやすいですし、プライベートでもよく使う人が多いと思います。頭痛を防ぐためにしっかり対策していきましょう。
首・肩コリ予防
パソコン業務に付き物なのが首と肩のコリです。仕事に集中していると無意識に姿勢が悪くなり、気付くと悪い姿勢のまま仕事をしていて首や肩、腰なんかも痛くなってきたなんてことありませんか?悪い姿勢で働いていると首や肩に余計な負担をかけて、そこから頭痛を引き起こしてしまいます。整体などでマッサージをして楽になってもまた首や肩がこってしまいマッサージにかかる費用が無駄に増えていきます。正しい姿勢で働いていれば体のケアも最小限に済みます。
もし、正しい姿勢の方が辛いという方は既に体がその悪い姿勢が正常だと思ってしまい、体が固まってしまっていますので少しずつ体操などで体をほぐして正しい姿勢に矯正していきましょう。
正しい姿勢
正しい姿勢はこちらのサイトを参考にして普段から意識して、仕事中も悪い姿勢にならないよう気をつけましょう。
パソコンに向かう正しい姿勢
私は頭痛対策する前はすぐに座り方が浅くなってしまったり、前傾姿勢になって画面を近くで見ようとしたりして首や肩、腰にも負担をかけすぎていました。おかげで首は上を向けば痛みましたし、肩を回せばゴリゴリ鳴りまくりで筋違いも多くて、整体で施術してもらってるときに先生から「60代の方みたいな首や肩のコリがあるね」って言われました。(当時27歳です)社会人になってからパソコンを1日中触る仕事しかしていなかった私ですが、悪い姿勢のままでしか仕事してなかったのでそのような状態にまでなったのでしょう。しかし、普段からの姿勢を正して、1時間に5分ストレッチを行うことによってずいぶんと体が軽くなってきました。仕事中などに長時間悪い姿勢でいるとその分、どれだけケアを行っても効果が薄れてしまいます。ですので、まずは自分がデスクに向かう姿勢を確認してみましょう。
ストレッチで体を正常に
すでに体の筋肉が固まってしまったり、悪い姿勢が体に染みついてしまっている方はストレッチで体をほぐしてあげましょう。整体などでマッサージを受けるのも良いのですが、保険が効いてもけっこうな頻度でいかないと意味が無くてお金がかかってしまいますし、何よりスキマ時間で自分でストレッチをする方が効果的です。私も1ヶ月間週5で整体に通いましたが頭痛は改善されず肩こりも施術後のひと時だけしか楽にならずお金を浪費した気分になりました。やはり仕事の合間や帰宅後に自分でケアをしないと改善されないと気づきました。ですので皆さんも下記PDFを参考にストレッチや体操を行い、肩コリや首コリを解消して頭痛を緩和させていきましょう。
頭痛体操
実は他にもあるのですが、イラストを描いてから新たに紹介します。イラストの練習しなきゃ!
眼精疲労
肩コリなどに次いでパソコン業務の方に多いのは目の疲れではないでしょうか。眼精疲労と目の疲れは細かいことを言えば少し違いまして、目の疲れで目がかすんだり乾いたりなど目に一時的な症状が出ることを疲れ目と言って眼精疲労は目の痛みなどから頭痛や吐き気、しびれといった目以外にも症状が及ぶことを眼精疲労と言います。現代社会では目を酷使する仕事が増えてきて、その分眼精疲労で体調を崩す方も増えてきています。片頭痛もその体調不良と同じで、眼精疲労から頭痛を引き起こしている可能性もあります。目と頭は密接しているので目の周りや奥の筋肉がコリかたまって血管が収縮して血流が悪くなってしまったりその筋肉の緊張が解放されたとき血管が拡がったり急に血流が良くなって頭痛を引き起こしている場合も充分に考えられます。ですので、目の疲れや眼精疲労予防をして頭痛対策を行いましょう。
画面を調節する
一番お手軽でお金もかからない方法がこれですね。コントロールパネルからディスプレイを選択し、色の調節をしましょう。青色を抑えてみたり明るさを部屋の明るさと同じくらいにしてみると楽になるかもしれません。ただし、ブルーライトが目に悪いと思って青を極端に下げたり、暗くしすぎてしまうと画面が見えづらくなってしまい、目を凝らして画面を見ようとしたり首や上半身を前傾にしてしまって目や首、肩に余計な負担をかけてしまうので気を付けましょう。
ブルーライトカット眼鏡
その名の通りブルーライトをカットしてくれるメガネです。度の無い物が安くて2,000円から有り、度がある物ですと普通のメガネ+ブルーライトカットということで10,000円を超えてきます。画面の色が変わると、色が分からなくなると困るという方は画面設定をするのが頻繁になって面倒になるので、こちらのブルーライトカット眼鏡を購入するのが良いでしょう。ブルーライトカット眼鏡の中でもどのくらいカットしてくれるか、少し色が付いた眼鏡などの種類がありますが、少し黒めのブルーライトカット率80%以上がオススメです。透明の物や
カット率が少ない物は負担軽減には少し物足りないです。
こまめに休憩しましょう
どんなに対策をしても続けて作業を3時間も4時間も行っていると体への負担は大きくなりますし、集中力が続かず仕事のパフォーマンスも落ちてしまいます。デスクワークは体をほんの一部しか動かすことがないので、同じ体勢でいることにより全身が固くなったりコリが酷くなり頭痛へも悪影響を及ぼしてしまいます。頭痛対策のみならず、心身の健康を促進、維持させるためにも最低でも1時間に10分ほどストレッチや体操を行ったりして休憩を入れましょう。仕事が忙しい方も、忙しいからこそ休憩を入れてパフォーマンスを向上、維持させていきましょう。