頭痛の原因を知ろう

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まずはご自身の頭痛の種について知るために生活を振り返ってみる必要があります。なぜなら、知らず知らずのうちに頭痛の原因になり得る行動をしている場合があるからです。はっきり言ってそんな時は何をしても無駄で、それどころか有効な対策をしているにも関わらず、効果が無いと判断してしまい解決に至らないこともあります。例えば毎日頭痛体操などして首や肩のケアをしても、連日夜中まで起きてて頭痛を引き起こしてしまったなんてこともあります。
ですので、しっかり頭痛の原因を探って頭痛対策に備えていきましょう。

頭痛ダイアリー


頭痛の原因を知るためにオススメなのが「頭痛ダイアリー」をつけることです。脳神経外科などの病院に通われた経験のある方や、片頭痛のサイトを見ている方はご存知かと思いますが、この「頭痛ダイアリー」によって効率的に頭痛の原因を探ることができます。そんなもの面倒くさいし、何より普段の生活でわかるからいいやと敬遠するかもしれないですが、いざ日記をつけてみると気付かなかった点が見つかることがあります。私も当初は三日坊主でしたが、頭痛ダイアリーをつけて日々の中で見直したりしていると気付いたことがありましたし、意識的に頭痛の原因を避けることができるようになりました。

頭痛ダイアリーはPDFを無料でダウンロードすることもできますし、最近では無料アプリもありますのでご自身に合った方法で頭痛ダイアリーをつけてみてください。お持ちのスケジュール帳でも構いませんし、ノートを作成するのも良いでしょう。
ただ、気を付けていただきたいのは頭痛が起こった日だけでなく、頭痛が起こっていない普段の生活に関しても、どのように過ごしたかを記入していくことです。頭痛は日々の生活態度の積み重ねで起こるものだと思います。例えば、私は赤ワインが頭痛の原因となるのですが、頭痛が治まった次の日あたりに飲んでも頭痛は起きません。しかし2週間、3週間過ぎたあたりに飲むと頭痛を引き起こします。つまり、日々の生活の疲れが溜まっている時に頭痛の原因になる行動をすると頭痛を引き起こします。このように、頭痛は様々な要因が重なって起こってしまうものです。なので、頭痛ダイアリーのつけ始めはできるだけ毎日つけて、その日をどう過ごしたなどをできる限り細かく記入して自分の生活を改めて考えてみましょう。そうすれば、自ずと頭痛の引き金になる要素を割り出すことができます。

頭痛ダイアリーの例

サイトや病院でもらうような頭痛ダイアリーではなく私自身がつけている頭痛ダイアリーの例ですが、これを参考にして体調管理をしてみるといいと思います。頭痛ダイアリーというより普通の日記に近いですが、より詳しく書いた方が頭痛の原因を突き詰めることができるでしょう。頭痛の原因になりそうな行動などを中心に書きましょう。

  

日付 過ごした内容 頭痛 メモ
5/7 仕事
帰ってからDVD
今日は仕事もはかどり休憩も充分
5/8 仕事 仕事が忙しく肩こり目の疲れが少し
5/9 仕事 仕事で行き詰まり少しイライラ
5/10 仕事
帰ってからゲーム
少しゲームのやりすぎで首と肩が
凝ってしまった。寝るのも遅く
睡眠不足気味に
5/11 仕事
飲み会
友人達と飲み会で朝まで飲みすぎた
5/12 休み 起きてから激しい頭痛が
薬はマクサルトを朝と
夕方に服用

これはあくまで一例ですので、日記の中には食事の内容やストレスなどの精神状況、低気圧が来ると体調が悪くなる人は天候も書いておくとGOODです。私は偏頭痛の一番の天敵はストレスだと思っておりますので。

頭痛の原因って?

経験則からですが慢性頭痛のタイプによって原因はそれぞれ違うことも、共通することもあります。私は片頭痛も緊張型頭痛も併発することもあったため、それぞれの頭痛に気を付けていました。その中で頭痛の原因となり得ることをまとめてみました。頭痛ダイアリーを書く上で参考にしていただければよいと思います。

タイプ 原因
片頭痛
  • 不安や苛立ちによるストレス
  • アルコール、特に赤ワイン
  • チョコやコーヒーなどの摂りすぎ
  • 寝不足や寝だめ
  • 空腹
  • 肉体の疲労
  • 低気圧などの天候
  • 肩こりや首こり、眼精疲労
  • タバコの吸いすぎ
緊張型頭痛
  • 不安や苛立ちによるストレス
  • 肩こりや首こり、眼精疲労
  • 悪い姿勢での長時間作業
  • 体の冷え
  • 運動不足
  • タバコの吸いすぎ
群発頭痛 この頭痛については原因を調べてみましたが、確実なものは分かりませんでした。ですが、頭部の血管の拡張が原因で目の奥が痛むことから片頭痛と関わっていると考えられます。私も頭痛が起こるとき目の奥がえぐられるような痛みに襲われたものです。

ざっと書いてみましたが、他にも頭痛を引き起こす原因が人それぞれあると思いますので、心当たりのある方はお問い合わせフォームからご連絡いただけると幸いです。
さて、上記にもあるように、それぞれの頭痛の痛み方は違えど共通している箇所があるのが分かります。ですので、普段の生活ではそれぞれの頭痛に気を付けていれば間違いないと思います。一番大事なのは自律神経のバランスを考えることでしょう。自律神経は主に活動時の昼間に活発になる交感神経と主に休まる時や夜に活発になる副交感神経があるそうで、これらのバランスが乱れると頭痛だけでなく身体に様々な異変が起こります。その自律神経を乱す行動が頭痛の原因となり得るので日頃から気をつけていきましょう。具体的にどのようにすれば良いかは対策記事で書いていきます。

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