どの慢性頭痛のタイプでも過度のストレスを溜め続けることは禁物です。そんなストレスを解消するために、そのストレスの原因となる事象を探っていきましょう。そして自分ができるストレスの対策を考えて実行することが大切です。
ストレスに思うことは人それぞれです。私は神経質なこともありストレスに感じる要素が多すぎたこともあり片頭痛に悩まされていたようです。ストレスを過度に感じている方は是非後述のストレスへの考え方を参考にしていただきたいです。
頭痛がストレスの種
頭痛に怯える毎日
慢性頭痛自体がストレスの原因となっている方もいるでしょうが、その不安から取り除いていきましょう。いつ来るかわからない片頭痛、もうすぐ痛みが襲ってくると思っていたらしばらく頭痛が来なかったということや大丈夫だろうと油断していたら痛みが突然襲ってくることもあるので毎日が不安になったりしていませんか?確かに、仕事は休めないから頭痛が心配になったり、予定の楽しみにしている旅行の当日に頭痛がきてしまわないか不安になることもあるでしょう。しかし、その不安がストレスになり、頭痛の連鎖の一部になっているかも知れません。
気楽に過ごしましょう
まず、我々は頭痛を起こしやすい体質だということを自覚して開き直ってみましょう。そして普段から頭痛対策をしてそのような不安を無くしていきましょう。
人間には様々な体質があります。その中で頭痛を起こしやすい体質になってしまったということは、これはもう仕方がないことです。この体質に理解できない方も世の中にはたくさんいるでしょう。あなたの働いている会社にも「頭痛くらいで休むな!」と言う方もいて、それを気にしてしまうかも知れないですし、迷惑をかけたくない気持ちから頭痛になってしまうことに不安を感じてしまうこともあるでしょう。それは自分の仕事に責任感を持っていることで、とても素晴らしいことです。しかし、普段から頭痛に気を付けていても風邪などの病気と一緒で、なる時はなってしまいますし頭痛に悩んでいる方の中には寝込んで動けない人も多いでしょうから、周りの目を気にしすぎず早く治すことに専念しましょう。先程も書いたように、これは体質で仕方のないことで、不安に思っていても解決はしません。頭痛が来てしまった時はその時はその時だと思うようにして気楽に過ごしましょう。言うのは簡単ですが実際気持ちの切り替えをすることは案外難しいものですので徐々に考え方を変えてみていってください。毎日痛みを我慢している方はまず生活態度を改めたり体操などで頭痛を緩和していきましょう。そして頭痛に悩まない日々が来ることを信じて対策していきましょう。
人のストレスは様々
適度なストレスは脳の活性化に役立つような情報がありますが(詳しくは忘れました)頭痛を引き起こすような過度なストレスはいらないですよね。ストレスを全く感じない人はいないでしょう。ストレスに強い人はいると思いますが。人間生きていれば誰しもストレスを感じると思いますが、一般的に次のようなことでストレスを感じることが多いのではないでしょうか。
- 職場での仕事内容や量、または人間関係
- 家族や恋人や友人などの人間関係
- 気候や騒音などの環境
- 公共の場での他人のマナーや振る舞い
- 自分自身の将来についての不安(貯金やキャリアなど)
- 今現在の経済力
- 睡眠時間が短い
- 過度に体を動かして疲労が溜まる
ざっと書いてみましたがもちろん他にもストレスを強く感じることがあると思います。ストレスを減らしていくために自分が何にストレスを感じているか考えてみましょう。
不満や不安を書き出そう
今ご自身が何にストレスを感じているのか調べるためパソコンのメモ帳でも目の前にある紙にでもスマホのメモでもいいので不安や不満を書き出してみてください。どんなに小さなことでも構いません。私は夏場に大量発生するユスリカにかなりストレスを感じてました。池など水がある場所の近くを通ると目の前に出てくるアレです。帰宅中にどの道を通っても蚊柱ができているので鬱陶しすぎましたね。こんな小さなことまで紙に書き出してとにかくストレスになるものを確認しました。こうしてみると自分が普段感じているストレスを明確化でき、それらの対策ができます。
出来ることからストレスを無くそう
書き出したらそれぞれのストレスを無くす方法を考えていきましょう。よく、ストレス解消に大量に買い物したり運動したりするといったことを聞きますが、それはその場しのぎでしかないと思います。その時は忘れられますが、また繰り返してそのストレスに悩まされてしまいます。最終的に、ストレスになっている事象をどうしても直接解決できない際はそういった趣味や楽しみを持って生活することが良いでしょう。運動して体を動かすことも大切ですが、ここではストレスを無くすことを目的としてお話していきます。
例
会社で理不尽な怒り方をする上司がいて、今日も怒られたから帰って嫌な事は忘れようとしてお酒をいっぱい飲んだ。
ありそうなシチュエーションですよね。私が勤めていた会社にもとりあえず否定したり怒るのが仕事みたいな人がいました。この場合、その日はお酒を飲んで忘れられますがそんな上司は翌日以降も理不尽です。しかもそんな人は怒りやすい人に対してターゲットと認識してガンガン攻めてきます。ですのでその上司自体をどうにかしないとストレスは無くなりません。そこで自分が考えられる範囲で対策を立ててみましょう。
- 上司の上司に相談する(パワハラだと主張など)
- 正論で反論する
- 部署異動を申請する
- 会社を辞める。転職する。自営業なら取引を辞める
- 空返事をし続けたりして、とにかく気にしない
ここではまず上司の上司に相談するのが無難ですかね。それでもダメなら論争してみて次に部署異動申請、転職活動してみたりメンタルを鍛えるためハイハイ言って流してみたり、とりあえず対策を考えてみることが大事です。そして決心がついたら実行です。実行しないとそれまでの過程が無駄になりますし何も解決しません。ストレスを無くすには時々勇気も必要になりますが、メンタルを鍛える特訓だと思ってください。
まとめ
まとめてみると大事なことは
- ストレッサーを全部吐き出す
- それぞれのストレッサーの対策を考える
- 考えた対策を出来ることから実行する
難しいと感じる方もいるかもしれませんが、ストレスは頭痛の原因となりますので頑張って乗り切りましょう。いつまでもストレスを溜め込むことは頭痛以外にも体調の変化が現れる可能性もありますので気をつけましょう。